喜びを感じるのは
クライアントからの信頼を感じた瞬間

幻冬舎メディアコンサルティング
編集局 東京編集部
2019年入社
S.I.

ブランディングで重要なのは共感を得ること

前職である京都のWeb制作会社から幻冬舎メディアコンサルティング(以下GMC)に入社したのは2年ほど前です。もともとは大阪編集部に勤務していたのですが、結婚を機に東京編集部に異動しました。
GMCで制作するのはブランディングを目的とした書籍です。ブランドを構築するとはどういうことなのだろう、マーケティングツールとしての書籍の存在価値とはなんだろう、と答えのない自問自答を繰り返しながら仕事に取り組み、ようやく企業出版のなんたるかを理解しつつあるところです。
ブランディングにおいて重要なのは、読者から共感を得ることです。いくら企業の知名度を高めても、人々に興味を持ってもらわなければブランド力が高まることはありません。その共感を得るために諸々の要素を引き出し、構成し、形にして発信する手段が企業出版です。
前職では、外国人向けの観光ガイドサイトのディレクターをしていました。「伝える」媒体という意味では共通点はありますが、Webと書籍とでは作り方も工数も大きく異なります。作り方以上に、取材への向き合い方や深さが全く違います。ビジネスの背景、商品やサービスの誕生秘話、経営者の理念、知られざる歴史。これまで知り得なかった世界に触れられることは自分の視野を広げることにつながりますが、同時に勉強も必要です。
オンラインミーティングが普及したおかげで、勤務地によらず日本全国のクライアントとご一緒する機会が増えました。時代の流れもあり、クライアントの業種やタイプの幅も広がっており、これからも勉強と試行錯誤は続きます。

「伝えるべきことが全部詰まった」
名刺代わりの一冊

大阪にいた頃の話ですが、印象に残っている出来事があります。投資関連の企業を営むクライアントがイベントに出展された時のことです。会場にお邪魔すると、私が担当した書籍が展示ブースに山積みにされており、「この一冊に伝えるべきことが全部詰まっている」と、一冊一冊、来場者に手渡しされていたのです。
書籍といえば書店で購入してもらうもの、というイメージが強かったのですが、「売るための書籍ではなく、ブランディングのための書籍」という意味が少しわかった気がしました。お忙しそうだったので、クライアントとゆっくりお話しする時間はありませんでしたが、これには大変驚き、また嬉しくもなりました。
ブランディングのための書籍といっても、実際に活用いただいている場面を自分の目で確認する機会は多くありません。クライアントから反響のご報告をいただいたり、業績の伸びを数字で知ったりすることはあっても、それらは間接的な情報です。目の前で名刺代わりに使っていただいている光景を見て、書籍がクライアントの役に立っていることが実感できたことは励みになり、自信につながりました。自分が担当した一冊を通じて、クライアントが顧客とのコミュニケーションを新たに築く。その瞬間に立ち会えたことは、偶然とはいえ貴重な体験でした。
今後、行き詰まることや、くじけそうになることがあるかもしれません。その時はこの出来事を思い出して、クライアントが納得して堂々と読者に手渡せるものを作れるよう自分を磨いていこうと思います。

業務が多岐にわたるからこそ
得意なことを軸にする

編集者の編は「あむ」とも読みます。さまざまな材料を揃えて1冊の本をつくるのは、まさに「編む」ことに似ています。編集者の業務範囲はとても広く、ルーティンワークとは対照的です。工程は大きくいくつかに分かれており、ルールもそれぞれありますが、本の内容やテーマによってやるべきことは毎回異なります。多岐にわたる編集作業すべてが得意という人はいないのではないでしょうか。そつなくこなす人はいても、多少なりとも得手不得手はあるはずです。
私自身は進行管理が比較的得意です。以前、秘書の仕事をしていたことがあるため、調整役は抵抗がありません。案件の進捗具合や外部スタッフの動きなどを確認して、上手く噛み合うように調整しています。編集の仕事は細かい作業が多く、広範囲に及びますが、何か一つ得意なものがあれば、そこを軸にして成長することができると思います。
GMCでは個人技で本を作るというよりは、周囲の力を借りながらチーム全体で仕上げていきます。最初は誰もが初心者なので、何か苦手なことがあっても、慣れるまでは誰かがバックアップしてくれます。編集は穏やかな人が多いですし、協調性を大切にしている人だったらすぐに馴染めると思います。ただし、自分で勉強したり情報収集したり、自分の腕を磨くための努力は欠かせません。
先輩や同僚に支えられ、私も周囲をサポートしながら、この先も一冊一冊丁寧に書籍を編んでいこうと思います。

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