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ナラティブ・ホスピタル
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ナラティブ・ホスピタル 患者と紡ぐ医療・看護・介護

ISBN 9784344973077
クライアント 財団法人社団富家会富家病院
著者 乙野隆彦
初版発売日 2015/08/27
価格 1,500円(税抜)
書籍分類 単行本

内容

【医療・介護の未来を考えるヒントが詰まった1冊】

世界でもまれに見る超高齢社会を体現している日本。今後も高齢者の割合がますます高まると予想される中、重要になってくるのが医療機関の果たす役割です。高齢者の割合が増え続けることで、糖尿病や認知症などの「治らない病気」を抱える人の割合が増えると考えられ、また、若い人たちにも慢性期疾患に苦しむ患者が少なくないことから、特に重症患者を受け入れる「重度慢性期病院」と、それに連携する「特養・介護老人福祉施設」の介護ケアの質が問合われることになるでしょう。
病を抱える人の痛みや苦しみと向き合う日々に終わりはなく、その家族にも身の回りのケアや介護の日々が続きます。患者本人だけでなく、家族のクオリティ・オブ・ライフは徐々に蝕まれていくのです。病と闘いながらもその人らしく過ごしてもらいつつ、家族には本人とのより深い絆を感じてもらい、晩年を心安らかに送れる場を整える。そんな介護を実現するために有効なのが「ナラティブ(物語)」というアプローチです。患者がこれまでに歩んできた人生の物語(ナラティブ)を家族と一緒に振り返ることで、患者のことを理解でき、本人の望む介護や看病ができる。それにより患者が生きることに前向きになるためリハビリの効果が上がり病状が改善する、という理想的なスパイラルが生まれます。
本書は、富家病院グループが2009年から導入したナラティブ活動への取材を通して得た経験や気づき、その可能性を紹介する、これからの慢性期医療のあるべき姿を記した1冊です。


●contents●
第1章:本当の「患者中心」―――医療があるべき姿とは
第2章:超高齢化社会に必要とされる「ナラティブ・ホスピタル」
第3章:新しい理念が現場に深く浸透していくまでの軌跡
第4章:ナラティブの価値を証明した「介護甲子園」最優秀賞
第5章:ナラティブは関わる人の心を変えていく

制作の背景

4人に1人が65歳以上という超高齢社会となった日本。要介護者の人口も多く、介護レベルの高い「要介護5」「要介護4」に相当する人は年々増加しています。病気の痛みや苦しみと向き合い続ける患者も、その介護をする家族も陰鬱とした思いが募っていく…、こうした事態は慢性期病院において常態化しているといっても過言ではありません。
医療施設はなぜ病気を治療し、介護施設はなぜ介護をしてお年寄りを助けるのか。それは患者本人や家族に、「生きていてよかった」「生きていてくれてよかった」と感じてもらうためではないでしょうか。本人が生きる楽しさを思い出し、家族は本人との絆を確かめ合える、そんなケアが慢性期病院・介護の現場に求められているのです。
人が人として認められることは、人間にとって幸せの根源の一つともいえますが、多くの病院は今までその視点をないがしろにしてきたのではないか。ナラティブ活動への取材を通して得たものをまとめることで、慢性期医療のあるべき姿を考える助けとなれば、との思いから、本書は制作されました。

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