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ウェブの知識がなくても見破れる!素人集団の化けの皮をはがすチェックポイント①

第5章

ウェブの知識がなくても見破れる!     

素人集団の化けの皮をはがすチェックポイント


質問攻めにしてダメな会社を撃退する

ウェブマーケティングは、パートナーとなる広告代理店や制作会社、SEO会社によって成果が出せるか否かが大きく分かれます。何も知らずにダメなところと付き合ってしまった会社の人からは、「あそこはひどかったね」という話をよく聞きます。

適当に作成したレポートを出してくるだけでほぼ放置。見えないところで無駄な費用が出て行くような会社に引っかかるのは、言われるがままに契約書にサインしてしまうからです。営業に来た会社には、こちらが質問攻めにするぐらいでなければなりません。サインをするのは納得してからでいいのですから、あわてる必要はまったくありません。

すでに契約している会社についても同じで、疑問を感じたらそのままにしておいてはいけません。質問を重ねていくにつれてどんどんボロが出てきて、「こんなところに任せていたのか」とがっかりしてしまうかもしれませんが、少なくともそこで時間とお金の浪費をストップすることはできます。

ただ、質問をしたくても何を聞いていいか分からないかもしれません。今では当社のクライアントになっているある会社では、リスティング広告の管理画面が見られるものだと思っていませんでした。ウェブ広告には管理画面があること自体を知らないクライアントも結構あるのかもしれません。

もちろん管理画面の存在を知らなければ「管理画面を見せてもらえますか」と聞くことはできません。アカウントについても同様で、黙っていると広告代理店のアカウントにされてしまうことが多いのですが、そのことを知っていれば、「アカウントは私たちが持つんですよね?」と事前に確認できます。ノーと言われたら、その会社とは契約しなければいいだけのことです。

私は、お付き合いをしているクライアントには、「こういうことを聞いてみるといいですよ」という質問のツボをいくつか伝えています。

業界にいる人間でも知識や経験が浅い人はたくさんいます。それはちょっと質問をするだ けでも分かります。

「もうなんかモゴモゴしちゃって、すぐに化けの皮がはがれたよ」と愉快そうに報告してくれるクライアントもいます。オレオレ詐欺みたいなもので、手口を知っていれば騙されなくて済むのです。 そこで、読者のみなさんがウェブマーケティングの会社の営業と相対したときに、こんなことを聞いてみてほしいという質問を用意しました。いくつか尋ねてみて、きちんとした答えが返ってくれば、真面目にクライアントの利益を考えてくれる会社だと考えてもいいでしょう。

契約してはいけないウェブマーケティング会社は、営業が来たときに見極めてお断りしましょう。今の会社もダメなところなら切る覚悟が必要です。ダラダラと付き合いを続けてもいいことはなにもありません。


まずは3つの基本チェックで試してみる

ウェブマーケティング会社の営業担当が来たときに、チェックしておきたいポイントはいくつもあります。頼りないところだと、次の3つを聞いてみただけでまごまごし始めます。

これがクリアできないようなら、すぐにお引き取り願うことです。


① ウェブマーケティング全般の知識・経験があるか(広告・SEO・制作・解析など)

② 自分の会社を担当する人の業界歴は何年ぐらいか(担当者のキャリアの確認)

③ この業界のプロモーションに携わったことがあるか(業界の経験の確認)


最初に聞くのは「ウェブマーケティング全般の知識・経験」、つまりそのウェブマーケティング会社や担当者が今までにどんな仕事をしてきたかです。

「うちはウェブマーケティングに強い広告代理店です」という会社の担当でも、よく聞いてみると「制作に関わったことはないんです」とか「SEOのことはよく分かりません」と言い出したりします。「ディスプレイネットワーク広告なら任せてください」と言われても、 それしか分からないという会社や担当者がウェブマーケティングをトータルに把握して成功に導けるとは思えません。

ただしクライアントの方でウェブマーケティングについてある程度の経験や知識があり、ネット広告の選定や運用ができる人が社内または社外にいるのであれば、制作会社やSEO会社を必要に応じてピックアップするのはかまいません。

2つ目のポイントとなるのが、実際にウェブマーケティングを担当する人の業界歴です。少なくとも5年以上の経験がある人がついてくれればいいのですが、2、3年以下の経験しかない人だと、うまく成功に導けるだけのノウハウを持ち合わせていない可能性があります。

私はいろんなウェブマーケティング会社の内情を見てきましたが、成果を上げてきた人はすぐに引き上げられて管理職や役員クラスになってしまい、現場にはきちんと経験を積んだ人が不足しています。たまたままだ残っている有能な人に当たればいいですが、なかなかそうもいきません。

よくクライアントから「あなたが全部やってくれるんですよね」と、念を押されることがあります。この人に頼もうと思って契約をしたら、担当についたのは経験のない若い人だったという目に遭っているからです。

契約してから先輩と新人が2人でやってきて、先輩が「今日までは私が話を聞きますが、次回からは彼が訪問します」と言われることがよくあります。「あなたがやってくれるんですよね」と聞いて、「はい」と即答せずにあいまいなことを言うようであれば、「契約する前に、実際に担当する人を連れてきてほしい」と要求しましょう。そして連れてきた人の力量を見て判断すべきです。 少なくとも、有能な人がきちんと担当者をフォローして管理してくれないと、未熟な人の 手に委ねられてしまうので気をつけなければいけません。

書籍名:ウェブマーケティングという茶番

著者:後藤 晴伸 (後藤ブランド株式会社)

青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、凸版印刷株式会社入社。 電通・電通テック担当として、大手企業の紙媒体を中心とした広告制作を担当。大手インターネット広告代理店、株式会社セプテーニへ転職し、SEMコンサルタントとして数十社のリスティング広告の運用を担当。 その後、取締役としてウェブマーケティング会社の立ち上げに参画。孫請け、ひ孫請けとしてウェブマーケティングに携わる中、業界特有の構造への疑問が強くなり、2014年に独立し、後藤ブランド株式会社を設立。 経営改善にまで踏み込んだ提案力、クライアント企業への遠慮のない物言いで、数々の中小企業の売上増に貢献。 後藤ブランド株式会社代表取締役。

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