事例
ニッチな事業内容の認知度向上に成功!書籍が営業ツールとして活躍。
私たちの事業は新興市場を舞台にしているだけに、認知向上、集客をしたくても事業内容の説明が難しかったのです。
私たち株式会社バトラァーズの事業内容はウェブサイトを「売りたい人」と「買いたい人」双方のニーズを結びつける“サイト売買”です。人気サイトであれば、1日に何万人もの閲覧者が訪れることも珍しくない時代です。ニーズは確実にあると思っていたのですが、新しいビジネスですから、事業内容を理解をしていただき、認知向上、集客を実現するのに非常に苦労していました。
ビジネスチャンスを拡大したいと日々構想を練っている中で、幻冬舎メディアコンサルティングのブランディング書籍で戦略的にPRしていくことを選択したのです。
出版後の効果
事業内容やサイト売買の仕組み、私たちの企業理念が、正確に伝わるようになり、認知向上に成功しました。この本を読んでいただければ、弊社の事業を正しく理解していただけるものと確信しています。
取り引きの面でも、大きなプラスになりました。出版以降に取り引きさせていただいた企業様の担当者が、口には出しませんでしたけれど、おそらくこの本を読んでいるだろうな……というケースは多かったですね。事業内容をしっかり理解していただいていましたから。
書店での露出の高さも、こうした結果につながったのだと思います。ある程度の書店で平積みになればいいかな……と思っていたのですが、都心の大型書店のほとんどで目立つ場所に置かれていました。「SiteM&A」というタイトルが書店としても売りやすいと受け入れられた証左でもあり、書店に並ぶことでサービスの認知度向上を実現できたのです。
また、この本の出版と、その後さまざまな媒体で本や弊社を取り上げていただいたことで、お金にかえられない成果もいくつか生じています。
たとえば名誉職。2007年8月からデジタルハリウッドという伝統あるITの学校の客員教授に招かれました。デジタルハリウッドさんとしては、将来的に弊社とビジネスを構築したいという目的があると思いますけれど、私としては将来のクライアント候補である生徒さんたちに自分を売り込むチャンスを得たという次第です。
実は、この本をある雑誌が紹介してくださって、その記事をデジタルハリウッドの担当者が着目、その後に連絡いただいたのです。書籍の持つチカラというのは、この伝播力と信頼力にもあると思います。
出版を検討している企業へのメッセージ
客観的な意見としてサイト売買の有効性を説き、事業内容を紹介する企画にしてもらったことは、大きなメリットだと感じています。私だけが著者としてサイト売買を喧々していたならば、単なる独りよがりの事業内容のPR本になってしまったと思います。
もうひとつ。もし、私の書籍と同じような構成で、ブランディング書籍の出版をお考えの企業の方がいらっしゃいましたら、取材活動を通じて企業間の距離を縮めることにも効果的ですよ、とアドバイスしたいですね。今回登場していただいた数名の方は「会社として将来的に良好な取り引きをしたい」という会社トップの方も少なくありませんでした。取材にお声がけすることで、通常の商談とは違った話を聞けるかもしれないですよ。
最後に反省点は、私が少し多く出過ぎたことです。もう少しトーンを下げてもよかったかな、と(笑)。
書籍の内容
<事業内容を他者目線で訴求>
本書は、ますます増加するWebサイト売買のニーズを背景に、サイトの売り・買いの基本や企業間M&Aと絡めた経営上の考え方を紹介。マッチングサイトの選び方や初のサイト売買の大型プラットフォームの登場など、今後のビジネスチャンスの方向性を具体的に解説しています。新しいビジネスモデル、産声を上げたばかりの業界を紹介しながら、同時にベンチャー起業家たちへのエールを贈る一冊です。