【単行本】 | 企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング
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【単行本】

単行本とは

単行本とは、単独で刊行される本のこと。
雑誌や新聞に連載、掲載された作品を1冊の本にまとめて出版するほか、単行本としての出版のために作品を書くこともあります(書き下ろし)。

2016年のベストセラーに挙げられる『天才』(石原慎太郎、幻冬舎)や、『火花』(又吉直樹、文藝春秋)、『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健、ダイヤモンド社)は単行本に分類されます。

単行本の製本

単行本の製本は、ハードカバー(上製本)とソフトカバー(並製本)の2種類が一般的です。
ハードカバーには、ボール紙を上質紙に包んだ表紙を使い、本文用紙よりも表紙が大きいものです。
丈夫で長持ちするメリットがある一方、重く、持ち歩きには向かないというデメリットがあります。

ソフトカバーには、ハードカバーよりもやわらかい、本文用紙と同じ大きさの表紙を使います。
ハードカバーよりも厚みが薄く、軽くなるため、持ち歩きに向きます

サイズは一般的に、四六判(しろくばん)とよばれる188×128(mm)程度のサイズが採用されることが多いです。

単行本の文庫化

一般的に、単行本として出版された出版物は、数か月から数年後に文庫版として低価格にして発売されます。
近年では、単行本を出版することなく文庫のみが出版されるケースもみられます。