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【コアコンピタンス】

コアコンピタンスとは

コアコンピタンスとは、企業活動における「競合他社と圧倒的に差別化されている能力」「競合他社が模倣不可能な中核となる能力」を指します。

経営思想家であるゲイリー・ハメル(米)と経営学者のプラハラード(印)がアメリカ合衆国の経営学誌ハーバード・ビジネス・レビューへ共同寄稿した「The Core Competence of the Corporation」という論文の中で用いられ、その後経済界に広まった概念です。「顧客に特定の利益をもたらす技術、スキル、ノウハウの集合である」と説明されています。

コアコンピタンスをもつ企業の条件

上記論文では、下記の3つの条件を満たす企業の能力のことであると定義されています。

・顧客に何らかの利益をもたらす能力
・競合相手に模倣される可能性が極めて低い能力
・複数の商品・市場に導入できる能力

日本国内におけるコアコンピタンスの具体例としては、「ホンダのエンジン技術」、「ソニーの小型化技術」、「シャープの液晶技術」などがあげられます。