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出版の目的別!”売れる書籍”のつくり方

著者:GMCブランド戦略室

先日、Amazonが2015年上半期の和書総合ランキングを発表しました。
1位を受賞したのは『日めくり まいにち、修造!』

他には、女性のライフスタイルに関わる書籍がランクインしました。
『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~』(6位)
『今日も嫌がらせ弁当』(8位)

いずれも、メディアで話題となった書籍ですね。

そしてこの中で、ビジネス書は2位、3位にランクインしています。
『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(2位)
『21世紀の資本』(3位)

これらを含め毎期多数のビジネス書籍が刊行される中で、ランキング上位に入る、つまり”売れる書籍”になることは非常に難しいとされています。そこで、企業出版における売れる書籍のつくり方について、3つの目的別にポイントをご紹介します。

 

【目的1】認知度を高めたい

認知度を高めるためには「書籍の情報網」を生かすことが効果的です。
企業出版を行うことで、日本全国の大手書店への展開、新聞や雑誌、Webなどの媒体と連動したプロモーションが可能になります。また、BtoB事業に関する書籍は、参考書として社内共有されたり、代表者間で口コミが広がったりと、さまざまな形で話題になり、書籍が売れる可能性があります。

 

【目的2】ブランド力を高めたい

ブランド力を高めるためには「書籍の情報浸透力」を理解する必要があります。
書籍は、TV・ラジオ・新聞といった広告媒体と比較しますと、圧倒的に情報量が多い媒体になります。さらに情報を「物語」に変えて伝えることに特化しているため、企業の創業、再建エピソードなどをドラマチックにまとめ、読者に強い印象を与えることができます。ブランドイメージを伝えるためには、このような特徴を念頭におき、情報の伝え方を工夫する必要があります。

 

【目的3】集客力を向上させたい

書籍で集客力を高めるためには「ターゲットにピンポイントで訴求する」ことが有効です。
書店に来店する人は、その道について詳しい情報を得たいという強いニーズをもっています。ですから、それを満たす情報を書籍としてまとめておけば、ターゲットが自身にマッチしている情報を、自ら見つけてくれることになります。

「自社のターゲット=読者層はどんな人なのか」「どんなニーズを満たせば満足してくれるのか」を分析することが、出版後の人気、売れる/売れないを左右する要因のひとつとなるでしょう。

 

以上が企業出版目的別のポイントになりますが、いかがでしたでしょうか。
企業出版をするしないに関わらず、ビジネスにおいて上記を理解しておくことは重要です。
自社と似た業種・業態の企業がどのような書籍を出しているのか、この機会にぜひチェックしてみてください。

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