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2014年最も印象に残った企業動画は?

著者:GMCブランド戦略室

2014年印象に残った企業動画

今年を締めくくるにあたり、「これは!」と思った広告や宣伝をいくつ思い出せるでしょうか。

TVCM、駅前の看板広告や新聞広告もインパクトがありますが、近年は動画やWebサイトの特性を生かした、「いつでもどこでも楽しめるコンテンツ」が多くなっています。

そこで今回は、2014年に公開された企業動画の中から、話題を呼んだ作品をご紹介します。

 

サントリーC.C.レモン「忍者女子高生」

「単なる女子高生の投稿動画」と思わせながら、その画像の躍動感で見る人を引き込み、最後のたった数秒で炭酸飲料のアピールをした広告がありました。
女子高生×忍法の意外な組み合わせと、見事なカメラワークで見る側も次第にヒートアップしてしまう内容に、どんどん拡散されていった話題の動画です。

 

JXホールディングス「JXホールディングス×ガンダム」

つい先ごろ公開されたこちらのも話題を呼びました。
「勤務ではない、任務だ! 社命ではない、使命だ!」というキャッチフレーズと、臨場感あふれる画像に、ガンダム世代のビジネスマン(男性)は心をがっちりとつかまれたはずです。
日頃意識することはなくとも、日常生活で支えとなってくれている「油田」「鉱山」について知る事の出来るわくわくする内容に仕上がっています。

 

宝くじ「ロト7」

続いては、ビジネスマンである世の男性の心を、ストーリー仕立てで「あるある」と頷かせたCMのシリーズ、「ロト7」です。
世知辛い縦社会を揶揄しながらも、どこかちょっぴり爽快感も感じさせる連続もので、次の動画公開を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。

 

ストーリア「MARO(マーロ)」

清潔男子必須アイテムのスカルプケアシャンプーの世界でも、話題となったCMがありました。
頭皮環境を整えながら、同時に髪のハリ・コシをも取り戻そうというコンセプトの「MARO(マーロ)」です。
「昔下敷き、今シャンプー」と声高らかに歌い上げ、ミュージカル風に”提案”する、若干自虐的な内容でした。

 

驚き・意外性>商品PR

いずれも、効果・効能・味・色合いなど、商品そのものはアピールしていません。
ハッとする驚きや、少し斜に構えた笑い、マニア心をくすぐる要素を前面に推し出し、時にはアピールすべき商品よりもCMやサイトそのものが記憶に残るものも少なくありません。
その時・その時間にテレビの前にいなければならないテレビCM、その雑誌を購入しなければ目にしない雑誌広告とは異なり、動画やWebサイトはいつでも見ることができます。
その分、自らが「観客」を呼びこまなくてはなりません。
つまり、このような驚きや意外性でシェアされて行くことが主たる手法になっていると言えます。

今年、あなたが「シェアしたい広告」はいくつありましたか。

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