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書籍売れ筋傾向からみる資産運用のトレンド

著者:GMCブランド戦略室

個人の「投資」「資産運用」への関心高まる

「アベノミクス」の恩恵を受けた大企業もあれば、未だにその実感を得ない中小企業―。
リーマンショックで経済が落ち込んで以来、富裕層と貧困層の二極化はどんどん明確になってきています。
その二極化の中にあって、「資産運用」する、つまり「自分の資産は自分で育てる・守る」という考えの方も多くいらっしゃるのでしょう。

「日銀資金循環統計」によると、2003年から2013年にかけて、個人金融資産残高に占める投資信託の比率は、時価上昇効果と相まって、2.2倍になっているとのこと。
統計の面から見ても、個人でも「投資」という資産運用方法にチャレンジし始めていることが読み取れます。
ただ銀行に預けておくだけでは心もとなく、攻めの姿勢を見せ始めているということでしょうか。

個人レベルにまで浸透し始めている資産運用について、今売れている書籍ランキングは以下の通り。

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スタート時の資金をさほど要さない事、ネットで24時間取引が可能な事、手数料が外貨預金よりもはるかに低い事、また一見株ほど難易度が高くない事から多くの人が資産運用手法の中でこのFXに注目をしていると推測されます。

さほど多くはない元手をいかに膨らませるか、というのがここ数年のトレンドなのでしょう。
確かに「年金はちゃんともらえるのか」「もらえたとしても金額はさほど多くないだろう」という年金不信が誰の頭にもある昨今ですから、このような動きも不思議ではありません。

資産運用の中でもネットで取引が完結するFX、今後も”参戦”する個人が増えることは間違いがなさそうです。

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